行き方
地下鉄LINE1の終点(LINE1はU字型の路線ですが左側[西側]の終点の駅”Downsview"の近くです。
改札を出ましたら、Passenger Pick Up Way Outという看板に沿っていくと、最も寺院に近い出口にでられます。
(こちらのエスカレーターかエレベータを上がります。)
そこから徒歩5分程度ですし、駅からでると、建物は見えます。(ただパッと見ただけではどの建物かはわからない。。。)
駐車場もあるようですので車でもいけるようです。
寺院
外観はこのような感じです。
寺院というよりは普通の家みたいですが入口は少し寺院っぽい作り。
除夜の鐘と初詣
除夜の鐘ですが、こちらのお寺ではなくOntario Placeというオンタリオ湖に面した場所でやっているようです。
こちらは年により変更もあるかもしれませんので、毎回確認をしたほうがよさそうです。
私は除夜の鐘はいかず、元日に寺院に伺いました。
元日は多くの方が訪れています。
一日に何回か読経と法話が行われますが、午前の部にいきました。
40~50人くらいは来ていたかと思います。
寺院を入ると左手にクローゼットがありますのでこちらにコートを置きます。
本堂は右手側に進むとあります。
また、2階にいくと硝子張りのお部屋があり、そこから本堂を見下ろすことができます。
本堂ですが、子連れで入ってきている方が多いので子供がよほどうるさくない限り、本堂でも大丈夫です。
住職はカナダ人の方と日本人の方と二人いるようです。
日本から来た住職は2016年の春にこられたようです。けっこう若い。
カナダにいる期間は特に決められているわけでは無いようで、ご自身の希望でこられたようで長期に(定年まで)こちらにいることもできるそうです。
元日ですが、本堂で読経のあと、2人の住職がそれぞれ法話を行います。
カナダ人の住職は英語で、日本人の住職は日本語で行います。(同じ内容を英語と日本語で話すのではなく、内容もまったく異なります。)
その後、順番に焼香とお祈りをします。
ここまでだいたい2時間弱くらいです。
これが終わると、全員がロビーに移動し、御餅とカレンダーが配られます。
また、日本酒やコーヒー・ジュース、シュークリームや饅頭、お菓子などが振る舞われます。
御餅ですが、トロントではなかなか購入するのは難しいです。
(サトウの切り餅のような既製品のお餅は買うことができます。)
こちらのお餅は少し柔らかめにできておりますが、まさしく日本のお餅ですので、お雑煮もこれで作れます。
(ただ、日本のお雑煮に入れるようなお餅以外の具材の購入もまた困難ですし、そもそも同じ野菜でも味が異なってしまいます。)
カレンダーも素敵な日めくりカレンダーで、一枚一枚に英語と日本語でお言葉が書かれています。
注目すべきは、振る舞われるお菓子がとてもおいしい。
おそらく日本人か日系の方がメインで準備をしてくれているのではないかと思います。
感想
私は信心深い人間ではありませんが、異国の地で訪れる寺院というのはとても趣があります。
日本にいた時はお坊さんの法話にはあまり耳を傾けた記憶はありませんし、なかなか記憶には残っておりません。
しかし、こちらでは自然と注目をしてしまうような雰囲気があります。
また、日本の文化というものをなかなか触れることができないため、子供にみせたいという家族もたくさんいらっしゃいました。
お餅とお菓子がおいしいですので、不純な動機になるかもしれませんがそれを目的に来ても十分かと思います。
その他
ちょっと遠いので帰りにどこかよろうかと思うかもしれませんが、元日は多くのお店が閉まります。
2017年は近くのヨークデルショッピングセンターは休みでした。
元日にどこかに寄る予定の場合は、必ず開店しているか、確認しましょう。
寺院の裏には小さい公園があります。
(寺院とは関係のない公共の公園です。)
今年は雪が積もっていました。
公園からの写真ですが奥に寺院も小さく映っています。
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