「日本人は遅くまで働く」
ということをよく聞きます。
実際、日本でも夜遅くまで働いている人は評価される傾向にあると思います。
「カナダ人は働かない??」
土日は絶対働かないし朝9時にはこないし、帰りは5時前には帰ってしまう。
たしかにそういう人が多いです。
ただ、彼らの集中力ははんぱないと思います。
基本、職場にいる間はかなりしっかり仕事をしますし、休憩もあまりとらないです。
もちろん飲み物を飲んだり昼食をとったりと休憩はしますし、おしゃべりもしょっちゅうです。
しかし、それらは短時間でさくっと仕事に戻ります。
そして、研究室のカンファレンスなどではしっかりした内容を発表されています。
ボスはほとんど研究室にいることは無いので、夜遅くまでやっているとか休日に出勤しているとかそういうことはまったく評価されません。
やった内容だけで評価されます。
一方日本にいた時は、昼食後に昼寝する人が多数いたり、ネットサーフィンしているような時間もけっこうあったりと、効率はあんまりよくないです。
他の人より早く帰ると、あいつは働いていないと言われたりすることもあるかと思います。
さらにドクターの場合、特に外科系のドクターだと他の先生が手術をしていると終わるまで帰れないとかよくあるかと思います。
これは見ていて意味があるのかとても疑問でした。
例えばとても珍しい症例で是非見ておきたいというのがあれば別ですが、ルールとしてそうなってしまっているのは疑問を感じます。
実際には個人による違いが大きいと思います。
これは研究室だけでなく一般の会社でもあてはまるような気がします。
自分がボスになったときどのように人を判断するか、、、
いろいろ考えさせられます。
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