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2017年2月3日金曜日

UHIPの申請

カナダの保険制度であるOHIPは3カ月経過しないと受けられませんのでそれまで代替保険に入ることになります。

その代表格がUHIP (UNIVERSITY HEALTH INSURANCE PROGRAM)になります。

名前の通り、大学が中心となっております。

学生の場合、こちらへの加入が必須となっているようですが、ポスドクとして留学する場合は必須ではないため、場合によっては案内が来ない可能性があります。

SickKidsなどのトロント大学関連施設に所属する場合はこちらが可能です。
(近隣の多くの研究施設でも申請可能です。)

注意点は医師として病院で働く場合は、ポスドクではないのでこちらは対応にならない可能性があります。

トロント大学のUHIPのページ ⇒ こちら

ただし、こちらは主に大学生用ですので、ポスドクの場合は こちら になります。

リンク切れの場合は UofT, postdoc, UHIP で検索しましょう。

申請の注意

原則、到着後30日以内に申請しないといけない。
(ルールとしてOHIPの代替保険は必ず入る必要があるようです。MANDATORYと記載されています。)

持っていくもの
・パスポート
・ビザ(work permit)
・家族のパスポート・ビザ
・お金(debit card/現金)debitは最近対応になったようです。

費用ですが、基本はOHIPが通るまでの3カ月になるはずです。
(月の計算ですが、加入月は無料、翌月の1日から31日までが一カ月分となり、半月とか週での購入はできません。)
料金は変更する可能性があるのでその際に確認してください。

被保険者(3カ月)
1人 $153
2人 $306
3人以上 $459
です。

申請場所

63 St. George Street



代替プラン

SickKidsはUHIPではないOHIP replacement をもっているようです。

一人 $48.60
夫婦 $97.20
夫婦+子供一人 $113.40
家族 $156.60
(すべて一カ月あたり)

UHIPとほとんど値段はかわらないです。

妊娠している場合は注意が必要です。

UHIPは通常、入国前の妊娠もカバーしてくれます。

他の多くのreplacement planは入国”後”に発覚した妊娠しかカバーされません。

他、持病があったりなどの場合は必ず確認しましょう。

出国前に連絡しておくのがおすすめ。

カナダに入国したけど、保険が入れないだと困ります。

また、妊娠していたり持病があったり、留学先がどこか、またそのポジションなどで対応できる保険が異なります。

事前に、自分はこの立場で留学するのだが、保険に入る資格があるかどうか、メールで確認しておいたほうがスムーズかと思います。

加入後の注意

いざ、受診する時ですが、Web上でUHIP対応の病院を探します。
(加入時に案内がもらえます。)

しかし、こちらに載っているから大丈夫というわけでは必ずしもなさそうです。

私が、受診した際、受付で「UHIPで大丈夫ですか?」と聞いたところ「OK」との返事。

けれども、保険証をだしていろいろ確認してもらったところ、使えないとの返事。

というわけで、100%信頼したらだめかもしれません。

ダウンタウンでUHIPが使え、けっこう多くの人がかかったことがあるのがこちら。

788 Bay St の 一階です。



ネットの口コミだとあまりいい評価ないのですが、多くのウォークインクリニックの評価があまりよくありませんので心配することありません。

私の時もいい先生でした。

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2016年9月20日火曜日

渡航時の医療保険

留学先での医療費はやはり気になるところです。
カナダは医療保険が充実しており、日本と同様で国民皆保険です。
しかも、すべて税で支払われているようです。
そのため、受診料・検査代・入院費などはすべて無料です。
薬代や歯科治療にはお金がかかります。

しかし、これは誰でも入れるわけではありません。
まず最低条件が3カ月以上カナダにいること
そして、入国目的が適しているかというところになります。
基本的にwork permitで入国する場合は大丈夫です。
ワーキングホリデーや就学の場合は対象外になります。
心配な場合は、留学先の事務に聞きましょう。

問題は初めの3カ月をどうするか、ということになります。
知り合いの中には保険無しで強行した人もいますがあまり望ましくはないですね。。。
というところで基本的には3段階のステップを踏みます。


  1. 海外旅行用保険(初めの数日~1週間程度)
  2. 医療保険が適応されるまでの代替保険(UHIPというのに入る人が多いです。)
  3. カナダの医療保険(OHIPと呼ばれます。)
多くの方は特にどれにするかは深く迷わないと思いますが、妊娠している場合は注意が必要です。

海外旅行用保険(初めの数日~1週間程度)


特に健康上の問題点が無い場合はそれほど悩む必要はないかと思います。
また、クレジットカードに附帯している保険を利用する方法もあります。
留学の場合は、事前にクレジットカード会社に確認しておいたほうがいいかもしれません。
留学でも適応されることが多いと思いますが、渡航後何日までと期間が限定されているものが多いかと思いまし、カードによっては観光目的しか補償されないかもしれません。
事前に、補償されるか確認しておいたほうが無難ではあります。

・妊婦さん用
多くの保険は基本的に渡航前に妊娠がわかっている場合は補償されません。
しかしAIUには妊婦用の保険があります。
妊婦さんはこちらを利用するのがいいかと思います。

・加入期間
代替保険がいつ開始されるかというところに寄ります。
後で説明するUHIPの場合はすぐ入れますので1週間で十分、余裕をもって2週間というところかと思います。

・我が家のケース
妻は妊娠していたので2週間分AIU保険を申し込みました。
私と子供たちはクレジットカードの附帯保険のみにしました。

代替保険
 
代替用の保険ですが価格が異なるので渡航前に確認しておいたほうがスムーズです。

・UHIP (University Health Insurance Plan) 
これがもっとも選ぶ人が多いのではないでしょうか。
SickKidsは対象になります。
トロント大学の保険で留学生やポスドクが対象です。
臨床医として働く場合は、臨床医用のプランがあり申請場所も異なるようです。
研究留学の場合はこれが第一候補になるかと思います。

この保険は渡航前の妊婦にも適応されます。
(ただし、改訂されることがあるので渡航前に各自確認してください。)
手続きは申請した日からできるのでとても便利です。

UHIPについて注意する点は留学先の事務が把握してない可能性を考えてください。
私の場合、留学先の事務に問い合わせたところ、UHIPについてはわからないと言われてしまいました。

UHIPの連絡先はなかなかわかりにくいです。
私の時はこちらがポスドク用でした。
ここの連絡先から返事がきました。
はじめは他の部署にも連絡してしまいました。
ここじゃないかたこちらと、順々にたらい回しの上、最終的に初めの部署に戻るということが起きました。
自分の役職や職場を説明すると資格があるか教えてくれました。
また、こちらですが留学先の秘書さんや事務が十分把握してない可能性もありますのでご自身でUHIPに問い合わせるほうが確実と思います。

・留学先の保険システム
それぞれの留学先も独自のプランを契約していることが多いかと思います。
これは事務に問い合わせると教えてくれると思います。
SickKidsもこちらを持っており、案内をいただけました。
しかし、渡航前の妊婦はカバーされないということでやめました。

カナダの医療保険(OHIP)

こちらは3カ月後から使えます。
申請は早い方がいいですが、そこまで急がなくていいです。
そして、申請の際の住所の証明が非常に面倒です。
ある程度落ち着いて、住所を証明できるものがそろってからでもいいかもしれません。
ただ、書類の不備などがあると開始時期が遅れてしまうので少なくとも1カ月以内には申請したほうがいいと思います。

2016年9月3日土曜日

ビザ申請 本申請

さて、留学先から労働局からの承認がおりましたよ、という返事が届いたらあとは書類をすべて提出して返事を待つだけです。

労働局のサイト(http://www.cic.gc.ca/english/e-services/account.asp)から必要書類をダウンロードして記入、アップロードします。
この際、配偶者がopen work permitを申請する場合は同時に申請が可能です。

後は説明にそって完成させるだけです。
それほど問題ないと思いますが私がつまづいたところを少し。

・電子申請の場合はサインは不要です。
  
  細かく探すとどこかにサイン不要ですと書いてありました。
  一応、決まった形式が無くこちらでWordなどを使い作成するものはサインをつけました。

・Applyする項目(IMM1295E)
   
  DETAILS Apply forの部位ですが私の場合は”Exception LMIA”でした。
  ここは留学先から承認がおりた際に番号をもらうのですが、間違ったのを選ぶとエラーになります。
  自分が何に該当するか、留学先の事務に番号をもらった時に確認するのがいいです。

・Adobe acrobatでうまく処理できないファイルはAdobe acrobat standard(有料)で処理できました。

わからないところは留学先の事務に相談するのがいいです。
制度が頻繁にかわるようなので昔の情報はあまりあてにならないかもしれません。

2016年9月2日金曜日

ビザ申請 労働局へ申請後 その3

3. 家族のために必要な書類の取得

さて家族も一緒に同行するとなると家族を証明する書類の提出が必要になります。
こちらも少し時間がかかるので早目に取り寄せておいた方がいいです。

家族を証明するものは日本では戸籍ですので戸籍抄本または謄本を取り寄せます。
これを英訳しないといけません。
Google検索で”戸籍謄本 英訳”と検索すればたくさん例がでてきますのでそれを参考にWordやExcelなどで作成します。
英訳したものを公証人に承認してもらわなければなりません。

  以前はいらなかったようですが、最近各国の制度にしたがい証明が必要と変更になったようです。
  また、英訳する人は家族や自分ではだめで他の適切な人でないといけないということになってます。
  どこまで厳密に守るべきかわかりませんが、私は守ることにしました。

証明するのは「英訳が嘘ではない」ということなので英訳者が公証役場にいく必要があります。
そのため、誰かにお願いして英訳者となってもらい公証役場に行ってもらわなければいけません。

原本・英訳文をもって英訳者と一緒に公証役場にいきます。
受付で英文で証明が必要なことを伝えます。

  基本的にどこも英文は対応していると思います。

受付後、公証人から虚偽記載の場合は法的に罰せられる説明をうけます。
その後、公証人の前で英訳者が宣誓を行います。
30分くらい待っていると書類ができあがります。

お金がけっこうかかります。(2万円弱くらいだったと思います。)

  日本の公証人はほとんどが元裁判官や元検察官なようです。
  そのため、価格が高いです。
  アメリカなどでは必ずしも法曹経験者じゃなくてもいいようで価格はもっと低いようです。

公証人にサインしてもらう用紙は公証役場の決まった形式で発行されるのでこちらで用意していく必要はありません。

ちょっと高いので他の方法は無いかと気になります。
国によっては大使館でその国に関する書類の証明は行ってくれるようです。
ただ、場所も限られますので実用的な方法では無いかと思います。

ビザ申請に関してはそこそこお金がかかってしまいますね。

申請前に準備しておくのはここらへんかと思います。
余裕があれば、書類もどんどん作成していってもいいかもしれません。



2016年8月31日水曜日

ビザ申請 労働局へ申請後 その2

2. 就業や給与の証明の取得

健康診断の次は必要な書類の取得です。
いくつかの書類は会社や大学などに発行をお願いする必要があります。

必要書類を調べる前に決めておくことは、
「一緒に行く家族の人数とその人がカナダで就労・就学をするかどうかというところです。」
まず、一般的な医学研究者でwork permitを申請する場合は基本的にskilled workerという一定以上のスキルを持った職業に分類されます。
この場合、配偶者がOpen work permitを申請することができます。
Open work permitは取得に多少お金がかかりますが(といっても150カナダドル前後だったと思います。)雇用主が決まってなくても取得ができて大変便利です。
基本的には長期に滞在予定の場合は取得しておいたほうがいいと思います。

カナダ労働局のサイト(http://www.cic.gc.ca/english/)から必要な書類を調べます。
Work ⇒ Get a work permit ⇒ Temporary workers ⇒ Apply for a work permit ⇒ 3. Get the application package ⇒ outside Canada ⇒ Apply online for a work permit
と進みます。
(http://www.cic.gc.ca/english/e-services/account.asp)

カナダの銀行口座はこの時点では持ってないと思いますので"Continue to GCKey"を選択します。
新規の場合は登録を行います。
この後はQ&A形式で質問に答えていけば必要な書類の一覧を取得することができます。

ビザが不要の人を登録するとエラーになってしまいます。
例えば子供を登録してしまうと、対応するビザが無いためエラーになってしまいます。
(2016年までのところですと子供はビザ不要で、入国時に両親のwork permitを提出するとそれに子供を付加してくれます。)

一覧を取得し必要な書類を準備します。
個人によって必要な書類は異なると思いますが、早いうちから準備する必要と思われるのは

・これまでの職場での就労証明と給与証明(過去何年分必要かは記載されていると思います。2年か5年だったような。)

になりますので、詳細を確認して過去に職場と現在の職場に英語での発行を依頼する必要があります。
ここで発行者のbusiness card (名刺)を付けるように指示されております。
私の場合は、大学に名刺をつけてほしいとお願いしましたが断られました。
(大学以外の職場は事務長がスキャンして送ってくれました。)
しかしながら、労働局から文句はでませんでした。

海外と日本では少し名刺に対する印象が違うようです。
先輩から聞いた話では海外では名刺は受付の机の上においてあるくらい簡単に手にはいるもののようです。
一方で日本では、悪用されるかもというイメージが多少なりともあり手渡しが基本です。
そういう考えの違いから海外では簡単に名刺をそろえるように要求されるのではということでした。

ビザ申請 労働局へ申請後

さて勤務先がカナダ労働局に申請を出すと、返事が来るまで1~2カ月かかります。
待っている間に時間がかかるものはやっておいたほうがいいです。

できることを挙げますと

1. 健康診断(必要な場合)
2. 就業や給与の証明の取得
3. 家族のために必要な書類の取得

というところになります。

1. 健康診断(必要な場合)

詳細は
http://www.cic.gc.ca/english/information/medical/medexams-temp.asp
(2016年9月の情報)

医学系で留学の場合、健康診断は必要になることが多いと思います。
臨床現場で働く場合は必須ですが、研究の場合は必ずしも必須ではないようです。
健康診断が必要な職種は

A. Workers in the health sciences field
B. Clinical laboratory workers
C. Patient attendants in nursing and geriatric homes
D. Medical students admitted to Canada to attend university
E. Medical electives and physicians on short-term locums
F. Teachers of primary or secondary schools, or other teachers of small children domestics
G. Workers who give in-home care to children, the elderly and the disabled day nursery employees
F. Other similar jobs

となっております。
研究のみの場合、AやBに関係する可能性があり、ほとんどの医学系研究者が必要と判断されています。
健康診断もお金がけっこうかかりますので(25,000~30,000円程度)あらかじめ受けるのか、移民局の返事を待ってからうけるのか決めておく必要があります。
当然ながらあらかじめ受けていた方が申請は早く済むということになります。

移民局の返事を待つということは一度必要書類をすべて提出したあと、1~2カ月後にくる最初の返事で健康診断を要求されるということになります。
健康診断が必要な場合はここから病院を予約して診察を受ける必要がでてきます。
健康診断書を提出している場合や健康診断が不要の場合は最初の返事で、許可がおりる可能性があります。

この健康診断ですが、受けられる場所が決まってます。
どこでもいいというわけではありません。
http://www.cic.gc.ca/pp-md/pp-list.aspx
から指定の医療機関が検索できます。
日本では東京と神戸のみしかありません。

少し口コミを検索するとでてくるのですが、対応があまりよくないという噂の病院もあります。
私もその病院に電話した時に非常に冷たい対応の印象をうけました。

健康診断をあらかじめ受ける場合、就労者が書類を提出する前に受ける必要があります。
つまり必要書類をすべて揃えて申請を行い、その間に健康診断を受けることは難しいです。

ここはシステムが難しいのと担当者によっても説明が異なることが多いので正確なことはわかりません。
この健康診断結果ですが、申請者が登録するのではなくカナダ労働局に認められた医師のみしかできません。
(つまりこの医師がいる病院が上記の検索ででてくるわけです。)
申請者が書類を提出する前であると”Up front”と呼ばれ名前や生年月日など個人情報のみで登録ができるようです。
しかしながら一度申請書を出してしまうと、登録にIMEナンバーという番号が必要になってしまいます。
このIMEナンバーは労働局からの返事がこないとわかりません。
つまり、健康診断が必要ですよという返事がきて初めてこの番号がわかるということです。
病院側がIMEナンバーがでるまで結果の登録を待ってくれればいいのですが、私が聞いた時にはできないと言われました。

健康診断は電話してすぐに予約が取れるわけではないようで、数週間から1か月くらい先になることが多いようです。
曜日や時間も決まってますので注意が必要です。


2016年5月28日土曜日

ビザ申請

長期留学で給料ももらう場合、就労ビザが必要になるかと思います。
私の場合は、留学先より
・給料は出します。
・しかし、その間も奨学金などは応募してください。
ということでした。
多くの方が僕と同じタイプか、もしくはすでに奨学金を取ってからいくかどちらかではないかと思います。

ビザ申請ですが
①留学先がカナダ移民局に外国人の受け入れの申請をする。
②承諾がおりたあと、留学する人がビザの申請をする。
ということになります。

ですのでまずは留学先が申請するためにいろいろな書類を要求されると思います。
私が要求されたのは
①パスポートの情報 (メールで内容を送る。)
curriculum vitaeを添付ファイルで送る。
この2つでした。

Curriculum vitaeというのは何かと思う方もいるかもしれませんが、日本でいう“履歴書”になります。
ただ、日本と多少形式や内容が異なります。
決まった形式もありません。
GoogleCurriculum vitaeと検索するといろいろな例文がでてきますのでそれを参考に記載すればいいです。
また、Curriculum vitaeはビザ申請の時や奨学金やGrantの申請にも使用するのでしっかり作っておいた方があとあと楽です。

私が記載した一覧をご紹介します。
名前・現在の勤務先・連絡先などにひきつづき
EDUCATION: 大学以降の学歴
LICENSE: 医師免許だけ記載しました。
POSTGRADUATE TRAINING AND FELLOWSHIP APPOINTMENTS: 卒業後の職歴
AWARDS: 受賞歴
QUALIFICATIONS: 専門医の取得
RESEARCH SUPPORT: 日本で取得した研究費
PUBLICATIONS: これまでの論文、共著も含め全部
を記載しました。
だいたいこのようなことを書いている方が多いかと思います。

これらを提出するとあとは留学先がやってくれます。
この申請にはだいたい1か月から2か月くらいかかると言われています。
(私は1か月半でした。)
しばらくは待つだけになりますが、次にビザ申請が必要になるのでできる準備はしておいたほうがスムーズに申請できます。


待っている間にできることについてはまた記載します。