2016年11月18日金曜日

ナイアガラ観光: 準備・計画編

トロントからもっとも人気の観光地はナイアガラに間違いないでしょう。

行き方

車・電車・バスなどいろいろあります。
今回はダウンタウンから車を借りていく方法を紹介します。

車ですがレンタカーシェアカーがあります。
料金体系がやや異なります。

シェアカー zipcarの場合
 時間単位で借りれますが、7-8時間以上借りると1日分借りるの値段が一緒になります。
 ですのでナイアガラの場合は日帰りでも一日単位で借りることになります。
 200kmまでガソリン代は無料です。
 それ以上は距離に応じて0.30 CAD / km ほどかかります。
 トロント-ナイアガラ間は直線距離で往復260km程度ですのでどこも他に寄らなければ約300㎞の走行です。
 ワイナリー寄って少しダウンタウン郊外で買い物して帰るとなると350㎞程度が目安かと思います

レンタカーの場合
 一日借りて100-120 CADくらいになります。
 レンタカーの場合はガソリンを補充して返却する必要がありますのでこれにガソリン代が加わります。

どちらが安い??

気になるところですが、微妙です。
計算どおりにいけばレンタカーのほうが安い計算になります。
しかし、注意しないといけないのはシェアカーが距離、レンタカーがガソリンで追加料金がかかるので、燃費を考慮しないといけません。
ミニバンなどの7人乗りで大人数で行く場合は燃費が悪いため、レンタカーのガソリン代が高くなります。
一方コンパクトな車で二人でいく場合は燃費がいいのでレンタカーのほうがまず間違いなく、安くなると思います。

レンタカーとシェアカーの違い

レンタカーは日本と一緒です。
お店に行って、免許書を見せて書類を書いて車を借り、使い終わったらお店に返します。

シェアカーというのはあまり日本になじみがありません。
こちらは各会社が車と駐車場を市内の各地に持っており、使用者はネット上で予約して車まで行き、会員カードで開錠するという方法です。
レンタカーと似たようなシステムですが、少し注意しないといけません。

会員登録必要、カード発行に数日かかる。
 使いたいと思ってもすぐに使えません。事前に登録が必要です。
 年会費もかかります。

・前の人の使用中に車の故障などが起きた場合、予約した車が使えなくなったり遠くの車が代替車として用意されることがある。
 これはそれほど頻度は多くないですが、シェアカー利用者は一度くらい経験している人が多い印象です。
 レンタカーの場合、トラブルが生じてもレンタカー会社が車を手配したり代替車を用意してくれるのでそのまま予定の店にいけばいいはずです。
 シェアカーの場合は自動的に別の車が割り当てられるため、状況によっては少し遠くまで車をとりにいく必要がでてくることがあります。
 7人乗りなどの保有台数が少ない車の場合は、かなり遠くになる場合があるので注意が必要です。

・前の人が車の中を汚していると清掃されない。
 シェアカーは毎回清掃などのチェックが入りませんのでトラブルに巻き込まれることがあります。
 もちろん、自分の責任ではない場合は会社がいろいろと手配やサポートをしてくれますが、英語ですので大変です。

しかしシェアカーの返却は駐車場に止めておけばいいので深夜でも返却できるメリットがあります。
逆に早朝に使い始めることもできます。 
レンタカーよりも比較的、空きが多く前日などでも予約できることが多い印象です。
ZipCar, Enterprize, Car2goなどが有名な会社です。
自宅から近いところに多くの車と駐車場を保有している会社が便利です。
ダウンタウンだとZipCarの使用者が多いと思います。
SickKidsにお勤めの場合は、ZipCarの割引がありますのでWorkPerksから契約しましょう。

道のり

注意しないといけないのはピアソン空港からレンタカーでいく場合です。
ピアソン空港からですと、root 407という道路を通るのが最短距離です。
root 407はオンタリオ州で唯一の有料道路のようです。
そしてここの走行には日本で言うETCのようなセットが必要です。
そのため、レンタカーで走ってしまい、あとあと料金の問題が起こると言うことがあるようです。
(これがレンタカー会社を通しての請求になるのでめんどくさいようです。)

ダウンタウンからいく場合は問題ありませんが、道を間違えると迷い込む可能性があるので気を付けてください。

ダウンタウンからhigh wayに乗るとあとは比較的シンプルです。
google mapで見ながらナイアガラを目指せばいいです。
注意しないといけないのはそのまま何も考えずにhigh wayにのりっぱなしだとアメリカに入ってしまいます。

旅程の計画

ナイアガラフォールズは街自体が観光に特化しているので宿泊施設もたくさんあります。
滝が見えるホテルは高いですが、少し離れるとお手ごろな値段になります。
飲食店もたくさんありますし、夜も遊べるところがあるので泊りもいいと思います。

車ならダウンタウンから1時間半くらいですのでまずは日帰りでもいいと思います。

[日帰りの場合の計画]

まずメインのナイアガラですが、混雑具合が影響します。
夏場は混みますし冬になるにつれて客足は減るようですが当然寒くなれば観光が大変です。
時間は昼過ぎくらいから混んでくるので日帰りの場合は朝早くいくのがいいです。
滝の周りをぐるっと散歩するだけでも十分満足できますのでその場合は1時間ちょっとあれば十分観光できます。
後はアトラクションをするかどうかで滞在時間が決まります。

おすすめはボートに乗る。
こちら乗っているのは30分弱くらいですが、チケット買ったり乗車待ちの時間をいれると、1時間+その日の混雑具合を考えておいた方がいいです。
滝は上から見るより下から見た方がスケールを感じられます。

主なアトラクション

ボート
  もっとも人気があり、私の周りでは満足度が高いです。
  滝を間近にみられ、さらに見上げる感じになるので地上から見るのと大きく異なります。

タワー
  スカイロンタワー Skylon Tower
  滝のすぐ近くにあります。
  アクセスは非常にいいです。
  展望台にレストランがあります。
  私は行ったことがないですが、行ったことのある友人によると味はまあまあと。
  日本でもそうですが、こういう展望レストランは味より景色を求めたほうが正解ですよね。

観覧車
  ナイアガラスカイ ホイール Niagara SkyWheel
  こちらは滝の中心部から徒歩圏内ですが少し離れています。

ビハインドジャーニー
  滝の裏側に回るというツアーです。
  こちら行ったことのある友人によると評価がわかれます。
  ダイナミックに滝を感じられてよかったという人もいれば、
  ただ滝の裏見るだけだった。という人もいます。

アメリカ側にいく
  国境を渡ってアメリカ側に行きます。
  評判はあまりよくありません。
  なぜなら
  滝はアメリカ側からカナダ側に水が落ちてきます。
  そのため、カナダ側のほうが景色が断然いいです。
  アメリカに渡るのはお金もかかるのと、国境を超えるので時間もそれなりにかかります。
  日帰りの人にはおすすめしません。

ナイアガラでのメインはこのようなものかと思います。

そしてナイアガラの帰り(もしくは行き)によるところも時間にいれないといけません。
ワイナリー巡り
アウトレット
Butterfly Conservatory(蝶の博物館)
などが近くにあります。

注意ですが、
ナイアガラの滝 ― ナイアガラフォールズ
多くのワイナリー ― ナイアガラオンザレイク
にあります。
ナイアガラフォールズとナイアガラオンザレイクは歩いてはいけません。
似たような名前の地名ですが車じゃないといけませんので間違えないようにしましょう。

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