2016年5月28日土曜日

Fire Safety Session

以下はPeter Gilgan Centre for Research and Leaningに所属の方のみ必要だと思います。

Fire Safety Session 、日本でいう防災訓練のようなものが年1回義務付けられてます。
訓練と言っても講義だけです。

1時間になってますが20分くらいで終わりました。
内容はサイレンの音をみんなで聞いたり、注意事項や持ち込んではいけないものなど。
一般的な知識があれば特別新しいことはないです。
オーブンやトースターは火災の原因として多いとのことでこれらは持ち込んで使用してはだめだそうです。

特にテストなどもなく、講義中に名前と所属を書く紙が回ってきてそれを書いておしまいです。

私の時は
"Multi-Media room"
で行われましたがこれは
"3rd Floor"
にあります。
3階のエレベーターを降りるとロックのかかる扉がありそれを超えていくとあります。
このロックのかかる扉、Visitorカードでは通れませんでした。
まだ、SickKidsのIDカードがもらえてない場合は誰かと一緒にいくかちょうどいい時間に行って他の人の後ろに続いて入っていくのがいいかもしれません。

年に1回なので急ぐ必要がないですが早めに受けておいた方が無難だと思います。

ビザ申請

長期留学で給料ももらう場合、就労ビザが必要になるかと思います。
私の場合は、留学先より
・給料は出します。
・しかし、その間も奨学金などは応募してください。
ということでした。
多くの方が僕と同じタイプか、もしくはすでに奨学金を取ってからいくかどちらかではないかと思います。

ビザ申請ですが
①留学先がカナダ移民局に外国人の受け入れの申請をする。
②承諾がおりたあと、留学する人がビザの申請をする。
ということになります。

ですのでまずは留学先が申請するためにいろいろな書類を要求されると思います。
私が要求されたのは
①パスポートの情報 (メールで内容を送る。)
curriculum vitaeを添付ファイルで送る。
この2つでした。

Curriculum vitaeというのは何かと思う方もいるかもしれませんが、日本でいう“履歴書”になります。
ただ、日本と多少形式や内容が異なります。
決まった形式もありません。
GoogleCurriculum vitaeと検索するといろいろな例文がでてきますのでそれを参考に記載すればいいです。
また、Curriculum vitaeはビザ申請の時や奨学金やGrantの申請にも使用するのでしっかり作っておいた方があとあと楽です。

私が記載した一覧をご紹介します。
名前・現在の勤務先・連絡先などにひきつづき
EDUCATION: 大学以降の学歴
LICENSE: 医師免許だけ記載しました。
POSTGRADUATE TRAINING AND FELLOWSHIP APPOINTMENTS: 卒業後の職歴
AWARDS: 受賞歴
QUALIFICATIONS: 専門医の取得
RESEARCH SUPPORT: 日本で取得した研究費
PUBLICATIONS: これまでの論文、共著も含め全部
を記載しました。
だいたいこのようなことを書いている方が多いかと思います。

これらを提出するとあとは留学先がやってくれます。
この申請にはだいたい1か月から2か月くらいかかると言われています。
(私は1か月半でした。)
しばらくは待つだけになりますが、次にビザ申請が必要になるのでできる準備はしておいたほうがスムーズに申請できます。


待っている間にできることについてはまた記載します。

2016年5月25日水曜日

渡航2日目①

やはり時差ボケのせいであまり眠れません。
疲れて早めに就寝するのですが日付が変わったくらいに目が覚めその後は30分から1時間毎に眠れたり目が覚めたり。
朝はだいぶ早く目が覚めてしまいますが体に疲れは感じてしまいます。

泊まっていたB&Bには簡単な朝食がつきます。
パンと果物と牛乳、コーヒーがつきます。
パンは日本でいう食パンとベーグルでした。
ベーグルは見た目はおいしそうですが食べてみるとシナモンの香りが強いものが多く、シナモンがきらいな私には無理。
食パンもトーストしてマーガリンをつけたのですがマーガリンの味が薄く、脂っこいのであまり口にあいません。
牛乳は日本のより少し薄めですが味はほとんどかわりません。

さて2日目は火曜日です。
この日からいろいろと生活のための準備をしていかないといけません。

本日は家探し。
あらかじめ、お願いしていた不動産会社の方と物件を見にいきます。
待ち合わせ場所は"BayXCollege"でと連絡がありました
これ何を示すかわかりますか?
私はBayX大学というものがあると思いgoogle mapで検索してしまいました。
当然ながらでてこないです。。。
しばらく考えてgoogle mapを眺めていると一画面にBay streetとCollege streetの両方が記載されていることに気づく。
こちらの方は通り名で場所を指定するんですね。
これはBay streetCollege streetが交わる交差点という意味でした。
というわけで問題無く出会うことができ、そこから歩いて4件ほど回りました。

物件は物によって様々です。
まったく掃除されていなかったり壁がぼろぼろだったり。
きれいなところもありますが日本の物件よりはだいぶ汚いと思ったほうがいいと思います。
だいたい4件くらい回ると3時間程度かかり半日かかります。
家に帰って検討することにして不動産屋さんとはわかれました。

昼食はmetroという名前のスーパーで購入。
777 Bay streetというCollege駅と連絡している建物にあります。
ここは惣菜系(そのまま食べられるもの)がそこそこ売ってます。
そのため、これらを購入してB&Bに持ち帰り。
私はあいかわらず食欲がないため、カットフルーツのみ食べる。
子供たちは大好きなフライドポテトを食べるも日本にいた時よりは食欲がないようにも思えます。

2016年5月20日金曜日

渡航1日目③

さて何度ごともなくトロントピアソン空港に着陸。
多少眠かったですが少し眠れただけあって動くには問題なし。
一番最後に飛行機からおりました。

しかし、
ベビーカーが無い!!

日本では飛行機降りたら扉のすぐ外にあるよと言われたのですが無い!

CAは向こうにあるよとだけ。
ということで入国審査の方へと歩いていくのですが見当たらず。。。
すると妻があれじゃない?
と通り道でもないだいぶ先のエレベーターのところにベビーカーを発見。
なんとか見つかりましたがとてもじゃないけど通り道じゃないところに置かれたら探すのが大変です。

入国審査はだいぶ長い列。
税関申告書を見せ、目的を聞かれたのでビザ承認のメールのコピーを提出。
あとは食品は持ってきたか聞かれたので「dried bonito」(かつお節)と返事。
しかし 何それ? という反応なので携帯のアプリでスペルを見せたのですが
Fish?
と聞かれ
Yes
と返事。
Fish OK
ということでしたがこちらの方にはかつお節というのはまったくなじみがないんですね。

これでビザがおりたと思ったのですが実はまだ手続きがあり、そのまま出ようとしたら出口のところで係員に別のところに誘導されました。
これは税関申告書に入国審査官が書いてくれてあるので間違って外にでるてしまうことは無いです。
別室にいくと長い列。
しかし入った部屋はどうやら別の目的(移民?)のようです。
Work permitと伝えるとさらに奥の部屋に。
こちらでは10人くらい並んでますが一人一人の手続きが長い長い。
そして順番が来ても手続きにかかる時間は長い長い。
やっとビザが渡されたと思ったら次はそのままSocial insurance number(SIN)を取得してと言われさらに時間が。。。

当然、荷物はすでに全部でており私たちの荷物だけがレーンのとなりにポツンと置かれていました。

そしてたくさんの荷物を運んでいるとなんと大きなワゴンを持ってきてくる人がいるんじゃないですか。
カナダは優しい国だと思い"Thank you."と伝えると"Pay money."と返事がきました。
結局どこも金ですね。
それは断り3往復して運びました。
結局外にでたのは到着から3時間後。。。

あらかじめ頼んでおいた送迎の方をだいぶまたせてしまいました。
そのままB&Bに直行。
飛行機に乗っていただけなのでお腹もすかず食事は無しでシャワーを浴びて就寝です。

しかし、、、疲れているはずなのにみんな眠れない!!!
ちょっと眠れるのですが午前1時とか2時くらいに目が覚めちゃうんです。
子供も眠れなくて騒いでしまうし。。。
数十分の眠りを繰り返しながら朝を迎えました。

空港での手続きや送迎のことなどは別に書く予定です。

渡航1日目②

さて食事のあとはチェックインですが私たちは少し早くついたためまだカウンターは空いてませんでした。
その間に配達しておいた荷物を取りにJALカウンターにいきます。
JALカウンターは同じfloorにあります。
チェックインカウンターが開いた直後は少し混むので空いてきたところで受付を開始。
片道航空券ですのでカナダでのビザなど、そういったものの確認が必要でしたのでカナダ移民局から届いたメールをプリントアウトしたものを提示しました。
預け荷物を預けましたがあまり正確に重さを測っている印象はありませんでした。
(荷物は一応全部体重計に乗ってはかり、23kgを超えないように、余裕をもって21-22kgにはしておりました。)

さて出国手続きをしてあとは待つだけですがエアカナダの乗り場は一番端でした。
ただ、近くに子供の遊び場があり簡単な遊具やすべり台がありました。
ここで子供を遊ばせておきました。
羽田→トロント便の出発は17:40です。
普段の午後はお昼寝の時間ですが出国審査や手続きなので子供はお昼寝してません。
目の前に遊具があると眠気もふっとび遊び回るので、結果として飛行機内では食後にすぐ寝てくれました。
搭乗前にあんぱんとペットボトルのお茶を購入。
機内食はしょうがないといえどもあまりおいしくないです。
大人は我慢できますが子供はなかなか。
売店でパンを買っておいてよかったです。

さて我が家はベビーカーを1台持っていきました。
ベビーカーは搭乗ぎりぎりまで持っていけるのですがエアカナダとしてはなるべく早く積み込みたいということもあるようで少し早目に積み込んでいいですか?と聞かれました。
これまで飛行機を使った際には飛行機の入り口ぎりぎりまで許可している航空会社なども多かった気がします。
ただ、ビジネスクラスの後に子連れは搭乗させてくれるのであまり苦にはなりませんでした。

席は窓側から横並びで3席。
羽田-トロント便は3-4-3席の並びなので1つのユニットを我が家で独占できることになります。
すぐに食事がでますがこれを食べたあとはなるべく睡眠。
3歳の子はシートベルトを少しゆるめにしてママの膝を枕にして横になる。
1歳の子は抱っこひもで私が抱っこしたまま寝る感じでした。
やはり寝づらいですが1時間くらいの睡眠を繰り返し到着します。
3歳の子は寝たらずっとそのまま寝てました。
昼寝もしてなかったし、空港の遊具で遊んでいたのでだいぶ疲れていたのでしょう。
寝相が悪いので時々蹴りが飛んできますが起きて騒ぐよりは全然ましでした。
飛行時間は約12時間です。

搭乗員は日本からの直行便ですので日本人もいます。
赤ちゃんのおむつ替えのことや酸素マスクの使い方などはじめに丁寧に教えてくれました。
荷物を運ぶのも手伝ってくれました。

当然ながら十分な熟睡はできませんが、大きな問題もなくトロント ピアソン空港に到着しました。

渡航1日目①

まずは簡単に渡航したばかりの日常を書き留めておこうと思います。

私が日本からカナダに渡航したのは5月9日 月曜日になります。

なぜ、この日を選んだか?

2人の子供を含んだ家族4人でなおかつ荷物は船便を使わず全てもっていくことにしました。
そのため、飛行機の乗り継ぎはなかなか大変であるので直行便を利用するしかないと考えました。
経由する便に比べると少し高くなりますが、思ったより高くないです。
大人 1人 103,000円
3歳 1人  77,300円
1歳 1人  10,300円
です。
これにちょっと空港使用料などが追加されます。

直行便はAir CanadaしかないためAir Canadaのサイトで前後日の価格を調べましたが土日は一人当たり1万円高くなるので月曜日発にしました。
もう2週間早く出国すれば娘もまだ2歳だったのでもっと安くなったのですが、大人2人と子供2人だと酸素マスクの数の関係で隣に座れないということがあったのと、
飛行機内でのスペースを考えると4人で2席のみはだいぶ苦しいと考えられ、
結果的には4人で3席横並びが正解だったと思っています。

大きい荷物のいくつかはあらかじめ羽田空港に送っておきました。

新幹線に乗って東京駅で乗り換え。
大人だけなら品川で乗り換えですが子供もいるので東京駅からリムジンバスでいくことにしました。
場所が少しわかりにくく、八重洲口をでてから多少歩きますが問題無い距離です。
荷物も積めるし座って移動できるのでとても楽でした。
本数が少ないのと事前予約ができないのがネックですが僕たちの時は空いていて埋まっていた席は3分の1程度でした。
だいぶ余裕をもって出発時刻の5時間前に着きました。
これは昼食も空港で取ることを考えての時間でしたが子供もいるとおむつ替えや手続きなどをするとそこまで待ち時間はありませんでした。

日本で最後の食事はこちら
和豚 かつ仙
羽田空港内のレストランはどこも大きな荷物に対応してくれており、入り口に荷物置きのスペースがあり利用しやすいです。
子連れにも親切に対応してくれて食事もおいしかったです。

自己紹介2

留学先はカナダ トロントです。

私は渡航時35歳。
妻と3歳0カ月の娘と1歳0カ月の息子と4人での渡航です。
また、妻は妊娠中でありカナダで出産の予定です。

ですので子供の事や出産のことについてもいろいろ記載できればと考えております。

留学期間は4年前後くらいの予定であり少し長めかもしれません。
医学部を卒業してからはずっと臨床をやっており、卒後6年目に大学院に入って研究をスタートしました。
実際は大学病院の臨床のdutyもあったので研究歴は4年半ほどになります。

自己紹介

はじめまして。

この度、カナダ トロントのThe Hospital of Sick Childrenに研究留学することになったので様々なことを書き留めていきたいと思っております。

なぜ、書こうと思ったのか?

カナダへの留学はアメリカに比べると情報がかなり少ないです。
自分が準備していく中でいろいろと情報が少なく大変でした。
また、カナダはワーキングホリデーがあるため検索をするとワーキングホリデーの記事ばかりがでてきてしまいます。
私のように就労ビザで家族で渡航となるとさらに情報が減ってしまいます。

今後こられる方の参考になれば幸いです。